本條秀慈郎 (ほんじょう ひでじろう)三味線・胡弓
本條秀太郎に師事。演出家蜷川幸雄らが演奏を高く評価。桐朋学園短期大学部卒、杵屋勝芳壽に師事。2016年ACCフェロー受給によりNYに留学。17年文化庁文化交流使として各国30公演。19年ロンドンウィグモアホールリサイタル。藤倉大作曲三味線協奏曲をニューヨークにて世界初演、20年大野和士指揮のもと東京都交響楽団との共演で日本初演。国内外オーケストラやアンサンブルと共演。坂本龍一と三度共演。高橋悠治作品による連続リサイタルにて第72回芸術選奨文部科学大臣新人賞。第70回文化庁芸術祭新人賞、第25回出光音楽賞、第27回京都青山音楽賞青山賞、第12回宇都宮エスペール賞、第12回創造する伝統賞など受賞。22年ジョン・ケージらも務めたアメリカU.C DAVISのアーティスト・イン・レジデンスに選出。

本條秀英二(ほんじょう ひでえいじ) 三味線・胡弓
1991年、アメリカ ロスアンゼルスに生まれ、6歳よりピアノを始め10歳より三味線とクラリネットを始める。UCLA在学中 2009年より本條秀太郎に師事し、本條秀英二の名を許される。
桐朋学園芸術短期大学芸術科音楽専攻日本音楽専修卒業。本條秀太郎に現代音楽を師事した。

川村葵山 (かわむら きざん)尺八
尺八を父、川村泰山に師事。くまもと全国邦楽コンクール最優秀賞受賞。都山流全国本曲コンクール金賞受賞。和のオーケストラ「むつのを」、「Tha Shakuhachi 5」等に所属。東京を中心に演奏活動の他、学校公演や子供のためのリトミック教室、YouTubeへ動画投稿する等、尺八を一般に広めるべく活動中。

木村麻耶(きむら まや)箏・二十五絃箏
3歳より橋本はるみ氏、桐朋学園芸術短期大学在学中に野坂惠子氏に師事。
第17回賢順記念くるめ全国箏曲祭にて賢順賞(第1位)受賞等、幼少より数々のコンクールで優勝、入賞する。北海道新聞社賞、釧路奨励教育長賞、平成24年度別海町文化奨励賞受賞、第14回佐治敬三賞受賞。
現代音楽フェスティバルMaerzMusikより招請されベルリンにて演奏等、国際公演やレクチャーのほか、フェスティバルでの審査員を務める。埼玉県立久喜高等学校箏曲部講師。

吉澤延隆(よしざわ のぶたか)箏・十七絃箏
東海大学大学院芸術学研究科修士課程修了。08年 第15 回賢順記念全国箏曲コンクールにおいて第1位・賢順賞を受賞。11年 第10回「宇都宮エスペール賞」を受賞。16年より栃木県「とちぎ未来大使」に就任。21年より、異なる分野のアーティストや専門家をつなぐコンサート・プロジェクト「NOBU-LAB.」(ノブラボ)をスタート。また近年ではコンサート活動に加え、東京文化会館ワークショップ・リーダーとして未就学児やその家族などに対するワークショップ活動も行っている。現在、東海大学教養学部芸術学科非常勤講師、滋賀県立文化産業交流会館「邦楽専門実演家養成事業」講師。

堅田喜三郎(かただ きさぶろう)邦楽囃子
青山学院大学経済学部卒。1975年生まれ東京都出身。幼少より祖父である4代目堅田喜三郎に手ほどきを受け大学卒業後、4代目堅田新十郎に師事、3代目堅田喜三久師のもとで本格的に演奏活動を始め2004年五代目堅田喜三郎を襲名する。2010年より会津若松にて喜調会を主催。参加する若獅子会では2016年中島勝祐創作賞、2017年第9回創造する伝統賞を受賞。現在、舞踊公演、歌舞伎公演、NHKテレビ、ラジオ出演、海外公演等、様々な演奏活動を行なっている。